企業看護師がリストラの対象になることもあるの？

企業看護師として勤務する以上は、他の社員と同様に扱われます。休日も出勤日も出勤時間も他の社員と同じなので、もし不景気や経営不振などで人員の削減を行わなければいけなくなれば、当然企業看護師であったとしてもリストラの対象になります。ただし、企業看護師は会社にとって重要な存在ですし、不景気や経営不振で昇給やボーナスがカットされればその分ストレスも溜まるでしょう。

そのため、一般的な会社であれば、他の社員よりはリストラされる危険性は低いのですが、やはり看護師は直接会社の売り上げに貢献することができないので、あまり社員を大切にしないような企業に就職してしまうと、優先的にリストラされてしまう危険性もないとは言えません。

実際に誰をリストラするべきかというのは、社長を始めとして取締役や中間管理職の人だけで決めてしまうのが一般的なので、どのような人材が上司になっているのかという点でも変わってくるでしょう。特に看護師が複数で勤務している場合には、やはりリストラの対象になりやすい場合もあります。

求人探しの段階で将来性のある企業を選ぶことが大切

誰であっても就職が決まった以上はリストラの対象とはなりたくないと考えるのは当然なのですが、特に近年は不景気な時代が長続きしていますし、相次ぐ増税で日本企業は苦しい立場になっているので、どうしてもリストラしなければいけない事態になる可能性もあります。しかし、全くリストラされないようにする対策がないというわけではありません。

そこでリストラを防ぐための方法をいくつか紹介させていただきますが、あくまで対策なので、確実に防げるというわけではありません。まずは求人探しをする時に、企業の情報収集をしっかりと行い、倒産やリストラの危機がないのかを調べます。そうすることでリストラされにくい会社に就職すれば、その分リストラの危険性は少なくなります。また、上司とのコミュニケーションを大切にすることも重要です。