看護師資格を活かして治験関連企業へ転職

治験関連企業勤務のメリット

一般的な看護業務というのは、カレンダー通りの休みがもらえる事の方が少ないですよね。土日祝日関係なく勤務となりますし、夜勤や準夜勤など勤務時間もバラバラです。しかしながら、治験の関連企業に勤務されている看護師の方は土日祝祭日がカレンダー通りということも多い傾向にありますので、世間一般の方と同じような休日になりますから家族や友人と有意義な休日を過ごすことができるようになるのがメリットです。

また、先ほども述べたように夜勤や準夜勤がないというのも魅力の一つとなっています。年齢関係なく夜勤や準夜勤は精神的にも追い詰められてしまうことがあるくらいとても大変なもの。看護師の方であればご経験がおありではないかと思いますが、夜勤や準夜勤がないだけでも肉体的にも精神的にも安定してきますから、治験関連企業に勤めることで心身のバランスを保つことができ、プライベートも思う存分楽しむことができるでしょう。

そして、勤める企業によっても差が生じてきますが、視野が広がるという点もメリットの一つではないかと思います。病院という狭い中での勤務とは違って、社会的な広がりがある業務でもあるのが治験ですから、様々な方とコミュニケーションを取ることができます。同じ資格を持っている看護師同士のみではなく、他の資格を持っている方と接する機会も多くなりますので、スキルや知識を身につけられる仕事と言っても良いでしょう。治験関連企業に勤めている看護師のメリットは、上記のようにたくさんあることがお分かりいただけたでしょうか。

治験関連企業勤務のデメリット

治験関連企業に勤める看護師のデメリットの一つとして挙げられるのが、今までのような病院勤務ではあまりなかったパソコンを扱っての仕事が多いという点です。事務的な作業も大変多いですから、月の半分以上、もしくは3分の2はパソコンに向かって何かを作成することになります。ですので、パソコンを扱うことがあまりなかった看護師の方が治験関連の企業に勤めることで大変苦労しているという点も現状にあります。

また、治験関連の企業のメリットの一つとして夜勤がないという点が挙げられますが、お給料面のみで考えるとこれがデメリットとなってくることも少なくありません。なぜなら、夜勤手当があることでお給料が良いのが看護業務ですが、夜勤がなくなればその分給料も少なくなりますから、必然的にお給料が少なくなってしまうこともあるのです。患者のために看護業務をするのではなく、薬を作る、薬を販売することが目的となりますので、同じ看護師の資格でも180度業務が変わってきますので、慣れるまでに時間がかかるという点もデメリットと言えるのかもしれません。