企業看護師への転職事例「病棟勤務から治験コーディネーターへ」

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企業看護師への転職事例「病棟勤務から治験コーディネーターへ」

看護師のもっとも一般的な職場である病棟での勤務で臨床の現場を経験することは、その後にあらゆる看護師としての職場へと転職したときに活かすことができるものを学び、身につけることが可能です。例えば、企業でも看護師を必要とするところがたくさんありますが、そのほとんどは新卒を募集するのではなく、病棟勤務を一定の期間、3年から5年程度は経験していることを求めています。

 

企業で活躍する看護師を企業看護師とも呼びますが、そのなかでもいろいろな種類のものがあります。そのひとつが治験コーディネーターです。夜勤やシフト勤務などの不規則な生活をすることがなく、給料の水準も高いために大変魅力のある職場であり、病棟勤務からの転職を希望する人も少なくありません。

 

病棟勤務から治験コーディネーターとして企業看護師への転職を成功させたYさんの場合を紹介します。Yさんは、現在30歳の女性看護師です。大学を卒業して看護師資格を取得した後に、有名な総合病院での勤務を7年間続けてきました。その間にさまざまな診療科を経験し、手術室での勤務もあってキャリアを積み重ねる中で知識や技術を身につけてきました。また多くの患者さんと接するなかで、高いコミュニケーション能力も身につけ信頼される看護師として活躍してきました。このまま勤続していけばやがて役職にも就くことができる人材でしたが、病院以外のところに自分の力をもっと発揮できる場所があるのではないかという思いから、看護師専門の転職サイトに登録して相談をしました。

 

そこで、新しい医薬品を厚生労働省から承認を受けるための治験コーディネーターこそが求めている仕事だということに気づきました。転職コンサルタントとの相談を重ねていくなかで、よいタイミングで治験コーディネーターの求人を紹介され、これまでの努力と身につけたスキルが評価され転職に至りました。

 

現在Yさんは治験コーディネーターという企業看護師として、医師や臨床開発モニターなどのスタッフや、被験者や治験を行なう病院、それぞれと連携して信頼もされ生き生きと仕事に打ち込んでいます。

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