治験コーディネーター | 企業の看護師求人
臨床試験実施の上、臨床試験が適正に行われているかを的確に監視し、患者に不利益が出ないよう治験の説明、治験のスケジュール管理、各種データの収集と管理を行います。担当医師の指示の元で行うため、治験コーディネーター自身は医療行為を行わない治験管理の専門員として業務にあたります。治験の準備に関して、インフォームドコンセントの取得などがあります。また、被験者の心の不安を取り除くための丁寧でわかりやすい説明や、担当している治験実施施設の治験進行状況や症例報告書のデータの内容をまとめたりする業務もあります。
治験コーディネーターを求める一般的な求人は、全般的に9〜18時の平日日勤のみとされ、土曜日曜日を休日と定めている職場が多いようです。自身の経験次第でキャリアアップを図ることが可能、マネージャーへ昇進すれば給与や処遇のアップも認められます。治験業界は世界的に新薬開発競争が激しく、将来的に益々拡大していくものと予想がされています。先のある職種で将来性が高く、新薬開発は社会への貢献度が非常に高いとされる重要な仕事です。
企業が求める人の特徴は、誠実で、明るく、粘り強さを持つ人。
パソコンを使った事務処理に抵抗がない方。
薬事法等勉強をすることに抵抗の無い方。
前向きな学びの姿勢、向上心のある方。
看護師として、患者や医師とのコミュニケーション能力を活かしたい方が総じて望まれています。
条件は、看護師や薬剤師、臨床検査技師、いずれかの資格免許者となり、待遇は試用期間が設けられ、年俸制を取っている企業が多いです。
治験が無事に満了した際には、医師や看護師、担当モニター、支援スタッフ全員と連帯感や達成感を共有する事が出来ます。そしてやがて自身が携わった治験により、新たな薬が開発、販売された時は非常に感慨深いです。何よりも治験に参加された患者さんから「薬が効いた」「治験に参加して良かった」と感謝の言葉を頂けた時、その喜びは言葉に言い表せないほど大きいでしょう。仕事冥利に尽きると言っても過言ではありません。そして、様々な医療従事者と製薬会社のモニターと接する中で、様々な情報、疾患や新薬に触れ、そのつど知識が得られ、広い視野で物事を捉えることが自然と出来るようになります。新薬開発の一端を担うことで、新薬を心待ちにしている患者さんへ直接貢献出来ること、それがこの職業の魅力です。
